会長コメント

私ども青森県調理師会は、青森県民の食生活改善および食品衛生の向上を図り、また調理師の資質の向上と調理技術の研究開発を行い、青森県民の健康増進に寄与することを目的として、昭和61年5月に誕生し、調理師の技術をもって、本県の食育推進に貢献してきているところであります。

しかしながら、昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う社会経済活動の停滞・自粛により、感染拡大防止の観点から「食」に関係する調理師界にも、催事のキャンセルをはじめ施設の利用休止を余儀なくされるなど大きな影響を及ぼしているところです。

今後は、感染症の発生状況に応じた抑制措置と社会経済活動の継続との両立が強く求められていくことから、万全の感染対策を講じながらコロナ過からの地域経済の再生に寄与してまいりたいと考えております。

また、一方で異常気象や他国の漁場侵害などによる食材不足や高騰、また全国的な人材不足による職人の確保困難、低生産性などの問題も発生しています。県調理師会としても看過できる問題ではなく、今後時間をかけてでも問題解決の糸口を探していかなければなりません。

県調理師会が持つ技術力・団結力・創造力を活かし、青森県が世界に誇る食材を活かした「食によるおもてなし」をさらに推進させ、今後ますます発展するよう会員の皆様はもとより、関係諸団体の皆様のこれまで以上のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

一般社団法人青森県調理師会
会長 浪内 通

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